問診
まずは詳しくお話をうかがいます。
こんな症状はありませんか?
整形外科疾患とは骨、関節、腱、靭帯、筋肉といった運動器官に関する疾患の総称です。骨や関節、腱、靭帯、筋肉、神経など運動に関与する器官に障害がおこると正しく機能することができず、足の跛行(ひきずる、ケンケンする)などの症状が現れます。
症状に応じ必要な検査を実施し、総合的に診断をしていきます。また、さらに高度な獣医療が必要な際にはご希望があれば二次診療施設をご提案させていただくこともできますのでご相談ください。ワンちゃん、ネコちゃんが痛みなく元気に動けるよう、インフォームドコンセントのもと最適な治療方針をご提案させていただきます。
※整形外科専門外来は月曜日のみとなります。
担当医 松葉 賢治
日本大学獣医外科研究室整形外科研修医
獣医整形外科 AO VET principale course 修了
獣医整形外科 AO VET advanced course 修了
Depuy Synthes VET主催 VET Spine セミナー修了
日本獣医がん学会 獣医腫瘍科認定医Ⅱ種
まずは詳しくお話をうかがいます。
立ち姿や座っている姿勢、歩きかたを診ていきます。
動物にストレスを与えないよう足先から頭、尻尾まで手で触っていき筋肉、骨、関節、靭帯の異常や痛みの原因となる場所を探していきます。整形外科疾患を疑う際にとても重要な検査になります。
脳や脊髄、末梢神経の異常がないかを確認する検査です。特殊な器具、機材は使わず触診などで神経の機能を評価していきます。整形外科疾患と神経疾患では非常に似た症状を示すことがあるため鑑別が必要な際に実施していきます。
必要に応じてレントゲン検査、超音波検査を行います。
跛行は整形外科疾患に限らず、神経疾患や免疫疾患、内分泌疾患などが関与する場合もあります。必要であれば血液検査、腹部や胸部の画像検査などを追加で実施します。